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正社員で活躍したい!介護業界転職の道

正社員とパートの働き方や給料の違い

正社員で活躍したい!介護業界転職の道

シフトと給料の違い

施設によっても働き方は異なる

働き方の違い

働き方の違い

正社員の場合は早番や日勤、遅番、夜勤など様々な時間帯で勤務することになります。基本的には1日8時間労働であることが多いでしょう。パートはシフトを柔軟に選ぶことができます。平日のみ、土日のみ、夜勤のみなど自分の都合に合わせて働けます。そのため、ライフスタイルを優先したい人はパート勤務を選ぶことが多いようです。しかし、施設によっては人手が足りない時間帯のみパートを雇っていることもあるため、自分の希望が通らない可能性もあります。

どのようなシフトか

介護施設では多くの場合、昼間と夜間の時間帯に分けられています。夜勤は交代制で仮眠時間を設け、トータルの拘束時間が長くなっていることも多いです。また、夜勤が2つの時間帯に分けられているところもあります。昼間の時間帯は8時~9時から始まり、17時~18時頃に終わることが多いです。
ただし、通所施設の場合は日勤のみで働けます。通所施設は自宅で生活している人が日中の間、施設に通って介護サービスを受けるものです。そのため、夜は営業しておらず夜勤がありません。デイサービスなどの通所施設は残業も少ないという特徴があります。決まった時間に利用者は自宅へ帰っていくため、それ以降は利用者の対応をすることがありません。夜勤が難しい人は通所施設で働くことをおすすめします。

正社員の方が給料は高い

正社員とパートでは給料に差があります。法律の制度改善が行われ、正社員で働く人を優遇する措置が推し進められたためです。元々介護職は収入の格差が激しく問題視されていました。その課題を解決するために法律の観点から改善したことによって、正社員の優遇性が増したのです。そのため、同じ職種であっても正社員とパートでは給料に大きな差があります。

なぜ差があるのか

まず、処遇改善によって正社員の給料が大幅に増えたことが挙げられます。パートには制度が適用されないため、正社員と比較すると給料は低くなってしまいます。また、保険の加入義務も正社員が有利な理由として挙げられます。これまでパートには保険の加入義務はありませんでしたが、2016年の社会保険基準改善により年間106万円以上の収入がある人には雇用形態に関係なく保険の加入義務が生じるようになりました。年間106万円以上稼ぐと強制的に保険料を支払わなければならず、その分が給料から引かれてしまうのでトータルの収入が低くなってしまうのです。
また、賞与の有無も大きな要因です。労働状況や付加価値などの観点から見ても、収入面では正社員の方が有利であることは間違いないでしょう。

正社員として活躍したい人へ

正社員を目指すなら資格を取得しよう
正社員を目指すなら資格を取得しよう

介護業界で正社員として働くのであれば資格を取得してください。無資格でも働けますが、資格がある方が断然有利です。未経験の人は「介護職員初任者研修」を取得し、最終的には国家資格である「介護福祉士」を目指しましょう。