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正社員で活躍したい!介護業界転職の道

正社員とパートの仕事内容の違い

正社員で活躍したい!介護業界転職の道

仕事内容の違い

正社員の方が幅広い役割を担う

正社員の仕事

正社員の仕事

まずは正社員とパートの仕事内容の違いを見ていきましょう。身体介護や生活援助などの介助業務をするという点はどちらも同じです。正社員の場合、これに加えて行事の企画運営やスタッフの教育、介護記録の整理、ケアプランの作成業務などがあります。正社員になると、介助業務以外の作業が増えるというイメージを持っておくといいかもしれません。そのため、役職によっては現場にいる時間がパートよりも少なくなることがあります。
パートは介助業務がメインになりますが、正社員は施設の一員として業務全体を円滑に進めるための仕事に従事します。例えば、クレーム対応などは正社員が率先して行います。責任の重さという意味では正社員の方が担う役割は大きいでしょう。

パートの仕事

パートが担当する業務を見ていきましょう。まずは「入浴介助」です。体温や血圧を測り異常がないことを確認した上で脱衣を手伝い、利用者の入浴を介助します。髪や身体を洗い、浴槽からの出入りもサポートします。浴室内は滑りやすいので転倒に注意しながら介助することが大切です。入浴後はタオルで全身を拭き、着衣を手伝います。利用者の状況に合わせて水分補給なども行います。デイサービスでは午前中のみ行われることが多いですが、入居型の場合は午前と午後の2回行います。
次に利用者の食事をサポートする「食事介助」です。スプーンを使って利用者の口に食事を運ぶだけでなく、食欲がわくような献立を考えたり楽しく食事ができるように会話したりすることも食事介助に含まれます。利用者の食べるペースや食事中の姿勢に気を遣いながら介助します。
また、「排せつ介助」も行います。トイレへの誘導や便座への移動、衣服の上げ下ろしなどをサポートします。便意や尿意を素早く察知し、適切なタイミングで誘導することが大切です。寝たきりの利用者にはオムツ交換を行います。排せつは非常にプライベートな行為なので、相手の尊厳を傷つけないような配慮が求められます。
正社員が企画運営するレクリエーションの手伝いも重要な仕事です。体操や歌、ゲーム、工作など多種多様なレクリエーションが行われており、いずれも安全に楽しんでもらえるようにサポートします。
普段の見守り、巡回、利用者との会話も大切な仕事です。利用者に何か変化は見られないか常に観察し、異常があった際には素早く行動に移せるようにしておきます。こまめに話しかけ、利用者との信頼関係を築くことも忘れてはいけません。また、施設によっては清掃や洗濯などの仕事を任せられる場合もあります。

正社員として活躍したい人へ

正社員を目指すなら資格を取得しよう
正社員を目指すなら資格を取得しよう

介護業界で正社員として働くのであれば資格を取得してください。無資格でも働けますが、資格がある方が断然有利です。未経験の人は「介護職員初任者研修」を取得し、最終的には国家資格である「介護福祉士」を目指しましょう。