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正社員で活躍したい!介護業界転職の道

正社員にステップアップする方法

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パートから正社員にステップアップは可能?

業界としても正社員の確保に取り組んでいる

正社員とパートの割合

正社員とパートの割合

まずは介護業界における雇用形態の現状を把握しましょう。実は介護業界は圧倒的にパート雇用が多く、特に訪問介護の分野は大半がパートとして働いています。これは、時間に縛られずに働くことができるため、あえてパートとして働いている人が多いためです。しかし、給料や福利厚生などのことを考えると正社員の方が待遇がよいのは確かです。

正社員になることは可能か

現在パートとして働いている人の多くは、家事や育児などと仕事を両立するためにあえてパート勤務を選択しています。ライフスタイルを優先して働けるのはパートとして働く最大のメリットです。そこから正社員を目指す理由は様々かと思いますが、特に多いのは「子育てが落ち着いた」「今よりもよい待遇を得たい」「取得した資格を活かしたい」「もっと深く介護に関りたい」といった理由です。
実際に正社員になれるかどうかですが、結論からいえば正社員になれるチャンスは多いです。介護業界は人手不足の状態で、離職率も高いのでなかなか人材が定着しません。そのため、多くの事業所が早期離職防止や人材定着促進のために正社員登用制度を設けています。介護労働安定センターの調査によれば、約半数の施設が「人材確保のために正社員への転換の機会を設けている」と回答しています。

正社員になる方法

では、具体的にどのようにすれば正社員として働けるのでしょうか。パートとしてただ毎日働くだけでは正社員にはなれません。正社員を目指すのであれば、まずは資格取得に取り組みましょう。資格があれば仕事の幅が広がるだけでなく、キャリアアップをしていきたいという意気込みを周囲に示すことができます。無資格の人はまず、入門資格である「介護職員初任者研修」を取得しましょう。介護の資格は働きながらでも取得可能です。
また、転職する方法もあります。資格を取得し、今の職場で正社員への転換希望を出したのになかなか通らないという人は転職を検討しましょう。正社員の人数は施設によって異なりますが、業界全体として正社員の確保に取り組んでいく流れが強まっているのは確かです。これまでパートとして働いていた人でも、正社員として迎え入れてくれる事業所は少なくないでしょう。今の職場で正社員にステップアップするという選択肢だけでなく、新しい職場に正社員として入社するという道もあることを覚えておきましょう。最近は資格取得支援制度を設けている職場も増えているので、そこで経験やスキルを積んで上位資格の取得を目指すのもおすすめです。

正社員として活躍したい人へ

正社員を目指すなら資格を取得しよう
正社員を目指すなら資格を取得しよう

介護業界で正社員として働くのであれば資格を取得してください。無資格でも働けますが、資格がある方が断然有利です。未経験の人は「介護職員初任者研修」を取得し、最終的には国家資格である「介護福祉士」を目指しましょう。